太平洋の水平線からこちらに向かって光の手を差し伸べられているようだった。
午前６：５０、犬吠埼沖の太平洋の水平線がうっすらと赤みを帯びてきた。雲一つなく、一直線に伸びる
水平線のどの場所にカメラのフォーカスを合わせて待てばよいのか、少し焦りを感じなら初日の出を待った。
午前６：５５、犬吠埼灯台の左手の水平線上に赤い豆粒のような初日の出が顔を出した。
ようどらんの黄身を連想させるような可憐な初日の出だ。
午前６：５８、初日の出は徐々に大きさを増し、初日の出の光の帯が海上を伝ってこちらに伸びて来た。
犬吠埼は初日の出スポットとして大変人気のようで、この日も多くの観客が君ヶ浜の海岸を埋めていた。
マイカー利用の場合、駐車場の確保に苦労することは予想出来たので出来るだけ早めに着くようにと思い、
元日の午前１：３０頃犬吠埼に到着すると、4つある「君ヶ浜しおさい公園」周辺の駐車場は３つまで
（下の画のＰ１〜Ｐ３）が満車で、4つ目の駐車場（Ｐ４）に辛うじて駐車出来た。
キャンピングカーやテントを張って本格的に前泊の準備をして来ている人達も多くいた。
混雑していた４つの駐車場も午前７：３０を過ぎると空き始めた。それぞれの駐車場は１００台以上
収容出来そうな広さがあるので４箇所合わせると数１００台は収容出来そうだ。
犬吠埼灯台は一般公開されており、２００円の入場料料を支払って展望台まで上がることが出来る。
人、２人がやっとすれ違える程度の狭い螺旋状の階段を９９段上がると展望台がある。
展望台からは太平洋と房総半島、鹿島灘方面の３６０°パノラマの景色を楽しめる。
 灯台の下で記念撮影。 |
 灯台の先には荒々しい太平洋が広がっている。 |
犬吠埼灯台の近くには銚子電鉄の犬吠駅があり、とてもおしゃれな駅舎だった。
 駅前広場と駅舎。 |
 ちょうど電車が発車するところだった。 |
午前１０時頃犬吠埼をスタートし、九十九里ビーチラインで帰路に着きました。
途中、九十九里有料道路不動堂ICの近くにある漁師料理の店「ばんや」で昼食にした。
この店は、前回九十九里に行ったとき地元の人から紹介されてすっかりお気に入りの店になった。
お手頃価格で美味しくて気さくに入れて、お薦めのお店です。
