今年の春は寒気がグズグズといつまでも居残り、自宅近くの公園の梅の花はつい１週間前に やっと満開となったばかり。桜前線の到来も例年より遅くなるのかな〜と思っていたが、 ４月の声を聞くと一気にやって来たような感じがする。 ここ、隅田公園の桜も期待していた以上に綺麗に咲きそろい、大勢の花見客が楽しんでいた。 また、対岸の桜並木も満開で、桜並木の上にはスカイツリーが聳え立っていた。 カメラを向けたが逆光とモヤで、綺麗に撮れなかった。

隅田公園から対岸に架かる歩行者専用の橋を渡ると、ユリカモメの群れが整然と並んでお花見中。？ 土手の遊歩道を下流に向かって戻ると、向こう岸に先ほどスタートした吾妻橋の袂の水上バス乗り場が 見えてきた。丁度、水上バスが到着し沢山の花見客を運んで来たようだ。

隅田川の土手を離れて１５分位歩くと東京スカイツリーの下に着いた。業平橋駅も「とうきょうスカイツリー駅」と 改名され、リニューアル工事が進んでいた。周辺の道路や街並みも”下町”のイメージから新しい都会の町並みへと イメージチェンジしている。スカイツリーの南側を流れる川の護岸工事も綺麗に整備され、ビューポイントとして 絶好の場所になっている。

東京スカイツリーの見物を終え、再び吾妻橋を渡って浅草へ戻ってきた。開場を目前にした東京スカイツリー 周辺の静けさに比べ、浅草の喧騒は凄かった。平日にもかかわらず浅草寺周辺の歩道は観光客で溢れていた。 神谷バーで懇親会を行ったあと、浅草寺に参拝した。仲見世は人で溢れ立ち止まると追突されそうなほどだった。

浅草寺で参拝を済ませたあと、境内で開催されている大絵馬寺宝展を見学し、伝法院庭園を散策した。 大絵馬寺宝展は撮影禁止なので写真は紹介出来ないが、当代一流の絵師が丹精込めて作成した大絵馬が 展示されていた。展示期間は５月７日（月）まで。伝法院庭園では枝垂れ桜が満開で心静かなひと時を 過ごすことが出来た。

太陽が西に傾く頃、次回の再会を約して浅草寺境内で解散しました。