約三億年の歴史を持つ入笠湿原・大阿原湿原

蒸し暑い日が続く中、「何処か涼しいハイキングコースはないか」と探してるとき、以前、
友人が入笠山に行った話を思い出し、入笠山・入笠湿原・大阿原湿原へ行くことにした。
どうせ入笠山に行くのなら「３６０度パノラマの景色」を見たいとお天気が回復するのを
待った。やっと傘マークが取れたのがお盆の真っ最中で、道路が大渋滞は避けられない。
しかも、数日前になって”静岡地震”が発生し東名高速道路が不通となったため中央高速
道路が更に渋滞度を増すことになった。しかし、行きたい気持ちを抑えられず決行するこ
とにした。
☆2009年8月15日（土）往路：八王子ＩＣ⇒談合坂ＳＡ⇒八ヶ岳ＰＡ ⇒南諏訪ＩＣ⇒入笠湿原　　　　５：４５　　　６：１０　６：４０　　７：４５　８：００　　８：１０　　　　　８：５０復路：大阿原湿原⇒富士見パノラマ麓駅⇒南諏訪ＩＣ⇒八ヶ岳ＰＡ⇒八王子ＩＣ　　　　１２：３７　　　　　　１３：０３　１３：２５　　　　１３：３５　１３：４５　１４：０５　　１６：０９ ☆入笠湿原散策時間：ＡＭ９：００～ＡＭ９：５０ ☆大阿原湿原散策時間ＡＭ１１：３０～ＰＭ１２：３０

入笠湿原のＭａｐ

View Larger Map （２０１２年１１月０７日差し替え）

入笠湿原に着くと駐車場に２～３台の車が駐車している。４～５台分の駐車スペースしかないので早く
来て良かった。山彦荘の前に宿泊客と思われる若者達が１０名位たむろしているだけで湿原の中には
ほとんど人影が見当たらない。車から降りるとヒンヤリと冷気を感じる。入笠湿原は標高１７３４ｍの
高さにあるのでやはり涼しい。
	入笠湿原の最も人気シーズンは６月のスズランの開花時季のようだが今の時季でも沢山の花を楽しめる。花以外にもトンボが大勢で歓迎してくれた。ここのトンボは人なつっこくてカメラを向けると指にとまったり、肩にとまったりしてフレンドリー。（マウスで画像に触れるとズーム出来ます。）		山彦荘側から入笠湿原を望む。林の向側にゴンドラの駅がある。
	おおはぎほうし（大葉擬宝珠）		のはらあざみ（野原薊）
	あきのきりんそう（秋の麒麟草）		？
	ほそばとりかぶと（細葉鳥兜）		いぶきぼうふう（伊吹防風）
	ちだけさし（乳茸刺）		のこぎりそう（鋸草）
	つきみそう（月見草）		？
	うめばちそう（梅鉢草）		えぞりんどう（蝦夷竜胆）

大阿原湿原には１０数台分位の駐車場がある。着いた時には満車で少し待つ。湿原の入り口で昼食休憩をとる。
	湿原の周囲を周回するコースが出来ている。左回りは湿地林の中のコース、右回りは草原コースになっている。一周する所要時間は１時間位。		左周りのコースを歩く。林の中のコースはあまり手が加えられていないため歩きにくい。
	至る所で湧水が出ている。手を入れてみるととても冷たい。		苔のじゅうたんが素晴らしい。
	湿原の最も奥まった所で湧水が集まって小川になっている。この小川を渡ると草原コースに出る。ペットの犬を連れた家族が林に入るか迷っていたが入って行った。後で駐車場で再会したら犬の下半身は泥だらけだった。主人は困惑した顔をしていたが犬は楽しそうにはしゃいでいた。		草原コースは道も整備され歩きすい。