神代桜は、樹高１０．３ｍ、根元の幹周り１１．８ｍもあり、日本で最古、最大級の巨木として、大正時代に国指定天然記念物
第一号となった。また、平成２年には「新日本名木百選」に選定された。（神代桜まつりパンフより）
神代桜がここまで歴史を重ねて来た裏では地元の人達を始め、沢山の人達の努力があったようです。
枝は沢山の支柱で支えられ、車の排気ガスから守るために数年前には神代桜の脇を通る道路の
通行規制が行われ、迂回道路が造られたりした。その成果があって今年も若々しい綺麗な花を咲かせていた。
神代桜の直ぐ脇には、天然記念物の石碑と昭和３０年に造られた案内板が立っている。
案内板の文字は見難くなっているが、「此の桜は日本中部特有の桜種にして我国彼岸桜中最も大なるものなり。
周囲三十五尺余地上五尺に達す」と読める。その他に注意書きが記されている。
神代桜がある実相寺は日蓮宗のお寺さんです。神代桜や実相寺のある場所は、西に甲斐駒ヶ岳や鳳凰三山、東に八ヶ岳、
南には富士山を望める風光明媚な小高い丘の上にある。地名も「武川町山高」と呼ばれ、この地区の特性を良く表している。
山門から参道をまっすぐに進むと正面に本堂があります。
実相寺の山門を入った場所から境内を眺めると広々としたお花畑が広がり、その先に神代桜が観えてきます。
この日は土曜日ということもあり、神代桜の周辺は花見客で溢れていた。
沢山の屋台も出店し、家族連れやツアーの人達が記念撮影をしたり花と団子を楽しんだりしていた。
大道芸人さんも、綺麗な桜の下で得意の芸を披露していました。
中には、ちっちゃな芸人さんが桜の花を小道具に可愛い芸を披露していた。
神代桜は普段通っているゴルフ場の直ぐ近くにあり、毎年この時季には綺麗な桜を鑑賞させてもらっているが
２０００年もの間、一度も休むことなく花を咲かせ続けていると聞くとその偉大さに改めて頭が下がる思いです。
