景信山（東京：標高７２７ｍ）山頂にある茶屋の山菜天ぷらが美味しいとハイカーさんに好評なので、茶屋で山菜天ぷらを食べることを目的に
H氏、I氏と３人で景信山に登った。このところ日替わりで雨が降り、心配だったお天気も幸い穏やかな日差しに恵まれ楽しい登山が出来た。
景信山山頂から都心方面の眺望。少し霞がかかっているのが残念だった。
ＪＲ高尾駅から小仏峠行きのバスは、土・日・休日は大変混雑することは分かっていたが、今回の目的が景信山の茶屋で山菜天ぷらを
食べることで、茶屋は平日は休業しているのでバスが混雑するのは我慢するしかない。
|
ＪＲ高尾駅北口に午前９時頃着くと駅前の広場はハイカーさんで混雑していた。小仏峠行きの乗り場を見ると
２台のバスが停まっていた。バスのフロントガラスには「２台運行」のプレートが付いているが、
乗り場には長蛇の列が出来ており積み残しがないか心配していたら３台目のバスが来て「３台運行」になった。
 ＪＲ高尾駅北口の広場 |
 小仏峠行きバス乗り場は長蛇の列 |
ＪＲ高尾駅から１０数分で「小仏峠バス停」についた。３台が一斉に到着したのでトイレに列が出来るなど少し混雑したが、
身支度を済ませてスタートした。バス停から山の方に１５分位歩いたところに景信山への登山口がある。
 小仏峠バス停 |
 右側の階段が景信山の登山口 |
景信山登山口を入ると、最初からいきなり急斜面が続く。２０分位登ると尾根の上に出た。
尾根まで登れば、山頂まで歩きやすい尾根道が続く。
 ここで尾根の上にでる。 |
 尾根に出ると樹間から景信山を望むことが出来る。 |
尾根歩きは緩やかな登りで、足元も歩きやすいので快適に進める。３０分位尾根歩きをすると
小下沢林道から景信山に向かう登山道と合流する。
 歩きやすい尾根道。 |
 小下沢林道からの登山道との合流点。 |
小下沢林道からの登山道との合流点を左に折れて登ると景信山。合流点の近くで山桜が満開で
周囲の新緑とマッチして綺麗だった。
 合流点から景信山方向を望む。 |
 合流点で見かけた満開の山桜。 |
小下沢林道からの登山道との合流点から２５分位、山頂直前の急登を登ると景信山山頂に着いた。
お昼に少し前だったので茶屋の席を何とか確保できた。早速、山菜天ぷらとなめこ汁を茶屋で購入し
セブンイレブンで買ってきたおにぎりとで昼食をとった。ちなみにこの日の山菜は@アザミAコゴミ
Bふきの葉CクレソンDやぶれ傘の５種類だった。最高の昼食だった。
|
|
食事が終わる頃には山頂の茶は満席に近い状況でした。
|
|
景信山山頂で１時間程食事休憩をとり、小仏峠へ向かった。景信山山頂直下は急斜面になっており
小仏峠、城山方面の眺望が一気に開けた。
|
|
景信山から小仏峠に下る道は結構下り傾斜がきつく、路面が滑りやすい箇所が多いので
慎重に歩きながら４０分程で小仏峠についた。小さなお地蔵さんの前のベンチで小休止。
峠の中央では、おなじみの狸さん家族が元気そうにしていた。
|
|
小仏峠の高尾山寄りの広場には明治天皇が山梨巡幸の際、小仏峠を通行された記念碑がたてられている。
また、となりには三条実美の歌碑が立っている。
|
|
小仏峠で小休止して小仏峠バス停に向かって下山した。下山道は２５分位斜面を下ると沢に出る。
沢まで下ると後は平らな道が続く。下山道の途中には色んな野草が自生しており、山だけでなく
植物にも詳しいH氏から、レクチャーを受けながら歩いた。
|
|
沢に沿って平らな道を５分ほど歩くと林を抜け、車道に出る。そこには１０数台位収容できそうな駐車場がある。
左手の沢の脇に小屋が建っているので沢に下りてみると沢の奥に滝行を行う滝があった。手前に立っていた小屋は
更衣室だった。
|
|
車道を数分歩くと、朝、景信山に向かった登山口があり、そこを通過するとS字カーブを下る。坂を下りきると右手に南浅川の
清流が流れており、その脇には綺麗な草花が咲いていた。
|
|
午後２時に小仏峠バス停に下山し、高尾駅近くの居酒屋風蕎麦屋さんで慰労会兼次回の企画打ち合わせを行って解散した。
